「All on 4」「All on 6」との比較

All on 4All on 4

「All on 4(オールオンフォー)」「All on 6(オールオンシックス)」とは、総入れ歯の方や、たくさんの歯を失った方に、4本、または6本のインプラントを土台にして入れ歯を入れる方法です。

「All on 4」「All on 6」(インプラント)の特徴

「All on 4」も「All on 6」も、埋め込む本数が異なるだけで、外科治療が必要なインプラントであることに違いはありません。なので、治療後にも歯周のメンテナンスが重要であることも同様です。さらには、これらの治療方法は、患者様のお体への負担が大きいと思われます。

その理由は、たくさんの歯を失っている方の多くは、顎の骨量が減少していることが多いからです。そこに、全体を4本ないし6本のインプラントだけで支えようとする治療を施すと、顎に無理な力がかかることを避けられません。

柔らかいものを噛むといった弱い力であっても、義歯にかかる力が少数のインプラントに集中して伝わってしまうため、支えきれなくなったり、骨の吸収が激しくなったりする可能性があります。

現在日本では、インプラント治療のほとんどがネジによる固定、そしてセメントにより固定されます。

取り外しができないため、食べ物が停滞し、メンテナンスが難しい事もリスクのひとつです。
その点、取り外しができる総入れ歯のメリットは、メンテナンスがしやすいことが挙げられます。
患者様自身が取り外しを行える事で、メンテナンスも容易となります。

シュトラックデンチャーの特徴

シュトラックデンチャー当院では、インプラントをしなくても、口の周りの筋肉を利用して入れ歯を製作する方法で、非常によい結果を得ています。それが、ドイツで開発されたシュトラックデンチャーを原型とする「上下顎同時印象法」という方法です。

この方法は、上下の顎を一度に型採りすることによって、口の周りの情報をすべて完全コピーする方法です。型採りの最中に唾液を飲み込んでもらうことで、食事をするときと同様の口の動きを再現することができます。

顎だけでなく、口の周りの筋肉全体で支えられる総入れ歯は、特定の場所に無理な力がかかることなく安定し、さらには「ウォーターフイルム現象(ガラス板を2枚重ねその間に水を挟むと取れなくなる仕組み)」によって、全体がしっかりと吸着します。

【ドイツの入れ歯】レジリエンツテレスコープとの違い

最近、ご相談にみえる患者様の中には、「他院でAll on 4を提案されたが、入れ歯も見直してみたい」とおっしゃる方が非常に増えたように感じます。All on 4を行うとしたら、「残っている歯が抜けるのを待ってから-」になるか、もしくは、「抜かなくても良い歯を抜いて-」ということになるため、迷われるのも当然かと思います。

また、「残歯の本数が少ないから、歯が抜けて総入れ歯になるのを待つしかない」 「歯がグラグラだから、抜いて総入れ歯にしたほうがいい」と言われ、ショックを受けているという方も相談に来られます。そこで当院では、シュトラックデンチャーという総入れ歯のほかに、もう一つの選択肢として「レジリエンツテレスコープ」をご提案させていただいています。

レジリエンツテレスコープとは
レジリエンツテレスコープは、残っている自身の歯を抜かずに利用できる治療方法です。ドイツのチュービンゲン大学で開発された審美性・機能性ともに優れた技術で、その歴史は130年以上にもなる、世界で長く信頼されている治療方法です。

レジリエンツテレスコープレジリエンツテレスコープ

ご自分の歯を利用して入れ歯を支える方法なので、基本的には外科治療の必要がありません。また、顎の骨量が減少しているケースでも治療が可能で、歯周病の悪化などによって万が一自歯を失うことがあっても、簡単な修理で対応できる点も安心です。

詳しくはこちら(稲葉歯科医院 入れ歯専門サイト)

【ドイツの入れ歯】シュトラックデンチャーの特徴とメリット
残念なことではありますが、歯を失ってしまったからこそ可能になることもあります。それは、口元を自由に作れることです。歯を失うと、噛むときの刺激が伝わらなくなるために骨が吸収されていき、口元がへこみ、実年齢よりも老けて見られることがあります。シュトラックデンチャーは、口元に自然なボリュームをだすことによって、ほうれい線を目立たなくすることができます。

シュトラックデンチャーシュトラックデンチャー

義歯の大きさも、顔の大きさや鼻の膨らみなどから、個々の患者様に一番似合う大きさを測定します。また、「笑ったときや話をしたときに唇から覗く歯の長さ」なども自由に設定することができるため、審美性に優れ、自然で上品な笑顔を作ることができます。

シュトラックデンチャーは、夜寝るときも取り外す必要がありません。外す必要があるのは、歯磨きをするときだけです。歯を磨いた後は義歯を清掃し、装着したままお休みいただけますので、たとえ、ご家族であっても、歯が無い状態を見せたくない...と思われる方にも安心してご使用いただけます。

◎インプラントとのコンビネーションケースにも対応しています
失った歯を補う方法はいろいろありますが、当院では、総入れ歯には「シュトラックデンチャー」を、そして、数本でも歯が残っている場合には「レジリエンツテレスコープ」をお勧めしています。また、インプラントを2本使うことで入れ歯の維持力を更に高めることが可能なので、インプラントとのコンビネーション治療も行っています。

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