上顎と下顎の位置関係を決定する方法

入れ歯の作成において、上顎と下顎の位置関係を決定する方法には、臼歯の高さを基準にする方法や、噛み合わせの水平的な位置を基準にする方法など、様々な方法がありますが、稲葉繁先生はダヴィンチ・ウイルス法という計測法を用いています。

ダヴィンチ・ウイルス法ダヴィンチ・ウイルス法

レオナルド・ダビンチは、人間が美しく見える基準について法則化し、素晴らしい絵画を描いています。その法則というのは『内眼角から口裂の距離は「鼻下点からオトガイ下点」「鼻下点から鼻根点」「鼻根点から顔面と頭蓋の境」「瞳孔間距離」「耳介の長さ」「眉上隆起の端から耳孔端」までの距離と等しい』という法則です。

ダヴィンチ・ウイルス法

当院では、このレオナルド・ダビンチの比例法を応用し、患者様が一番美しく見える総義歯を製作します。
また、患者様が美しく見える総義歯の製作において、上下額同時印象を実行する場合に重要なことは、個人トレーとゴシックアーチの描記に使用する装置の製作です。個人トレーは、スタディーモデルを元に製作される精密トレーで、上下額同時印象を行うときに使用します。

SIバイトトレーそしてSIバイトトレーとは、スタディーモデルを中心位でトランスファーするためのトレーです。以前は、スタディーモデルを咬合器にトランスファーする際、平均値で製作していたので多少の誤差を生じることがあり、誤差は、精密印象時に修正していました。ですが、SIバイトトレーの登場により精度が増し、最終印象まで正確かつスムーズに進められるようになりました。

ゴシックアーチゴシックアーチとは、個々の患者様の「顎の動きの出発点」を探すために行われます。顎を前方や左右に動かしていただき、バランス良く動いているかどうかを確認する工程でもあるため、総入れ歯製作には欠かせない記録です。

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