ギージー法との違い

Gysi
ギージー法との違い
Strack
ギージー法との違い

これまでの総義歯は、スイスの歯科医師ギージー(Alfred Gysi)による歯槽頂間線法則が基本となっていました。ギージーは、シンプレックスの咬合器やハノーの咬合器、ニューシンプレックス咬合器、Trubyteの咬合器などを開発。そして、ギージーが提唱した「人工歯の大きさは顔の大きさの16分の1」という基準も、100年経った今でも使われています。

それほどに、ギージーは近代総義歯学の基礎を築き、大変素晴らしい業績を残しました。ギージーの歴史は、現代の歯科医療の財産であると言っても過言ではないのです。ですが、そんなギージーによる歯槽頂間線法則も完璧ではありませんでした。

歯を失うと、骨が吸収して顎が小さくなります。通常の歯並びでは、上の歯が下の歯を覆う形となっていますが、ギージーは、顎の骨が小さくなっている状況で作られる総入れ歯においては、「交叉咬合(下の歯が上の歯を覆う形)に歯を並べるとよい/歯槽頂間線法則」としました。しかしこれが、ギージーの総入れ歯の弱点ともいえるのです。

ギージーの排列では、入れ歯の維持において頬の筋肉のサポートが得られません。さらには、どうしても頬側に食べカスが入りやすくなり、口の中に常に食物が停滞した状態になります。

一方、シュトラックデンチャーの場合は、筋肉の圧のバランスがとれたところ、つまりは、もともと歯があった場所に人工歯を並べるため、筋肉のサポートによって入れ歯を安定させることが可能となります。また、生来の歯があったときと変わらない表情を再現することもできるのです。

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