2016年3月25日

準備中


準 備 中

2016年3月23日

細かなニーズにもお応えする院内技工所ラボ・インテック

稲葉歯科医院には院内技工所ラボ・インテック(Labo Intec)があります。
技工所とはドクターが作製した指示書を元に、入れ歯や補綴物を製作・加工する施設です。一般的には外部に発注する歯科医院が多いのですが、当院では院内に技工所ラボ・インテックを設置し、専属の技工士が常駐して入れ歯を作っております。
院内に技工所を置くことによって患者さま一人ひとりに合ったニーズに対応し、より精度の高い治療・サービスを実現することが可能になっています。

スイスの時計工場のラボからヒントを得ています
現顧問の稲葉繁がスイスを訪れたとき、偶然発見した時計工場のラボはお客様から中の様子を見ることができました。
ここからヒントを得て、当院では30年前からこのスタイルを取り入れており、待合室にいる患者さまからラボ・インテック内の様子を見ることができるようになっています。
小さなラボですが、実は内部にはコックピットのように精密な器械がたくさんあります。
どんな風に入れ歯が作られていくのか、技工士の熟練の仕事を見ることによって患者さまにとっても安心や信頼が得られるとても良いシステムだと自負しております。

院内技工所のメリット
院内に技工士がいることは、患者さま、ドクターの双方にとって大きなメリットがあります。
ひとつには、ドクターと技工士が緻密なチームワークを図りながら、患者さまのお口の中の状態や歯の色などの個性を確認しつつ入れ歯を作ることを可能にします。
またひとつには、患者さまと直接コミュニケーションを取ることができるため、デリケートな装着感などの対応にもその場で対応することが可能です。

ちょっとした違和感でも、細かな微調整も可能
入れ歯を作るときには、単に装着感をチェックするだけでなく、ガタつきはないか、しゃべりやすいか、歯の形や色に不自然はないか、噛み合わせはどうかといった点を微細に調整していく必要があります。
その点、当院ではドクターと技工士が連携し協力することで、患者さま一人ひとりにぴったりと合った入れ歯を作っていくことが可能です。

院内技工士 高木清隆先生

技工士当院で技工士を務めている高木清隆先生は、これまで2,000人以上の患者さまの入れ歯を作ってきた大ベテランです。
当院と高木先生とのなれ初めは、もう25年以上前にさかのぼります。
現顧問の稲葉繁が文京区伝通院で稲葉歯科医院を開業していたときに勤務したのがきっかけで、以来、当院の入れ歯や補綴物の作製を一手に引き受けてきた信頼関係の厚い技工士です。
一度作れば修理しながら長く使っていただける高木先生の入れ歯。たまに修理などで患者さまが来院されるときも、高木先生はすぐにお顔を思い出すことができるといいます。

歯科技工士 小平雅弘先生

小平雅弘先生当院では、沢山の優秀な歯科技工士の先生と連携を取っています。
その中でも特に総義歯を専門とする小平雅弘先生をご紹介させていただきます。

Dr. シュライヒ、そして稲葉先生の総義歯実習コースの技工を担当していた、故岡部宏昭先生の一番弟子が小平雅弘先生です。

現在、稲葉繁先生が代表を務めるIPSGスタディーグループの歯科医師、歯科技工士向け総義歯セミナーの技工インストラクターとして活躍されています。

こちらが総義歯セミナーの模様です。
http://www.ipsg.ne.jp/sougishilive20140719_report3/
※患者様のために、一生懸命製作する姿に心が打たれました。

【先生からのMessage】
私は歯科技工士の専門学校を卒業後、専攻科という歯科技工士の大学院のようなところで、2年間ポーセレン(セラミック)の勉強をし、若くして歯科技工所を開設しました。
歯科技工所は、「ポーセレン専門」「入れ歯専門」「保険技工専門」などありますが、仕事をしていくうちに、トータルで技工が出来なくては良い仕事にならないと思うようになりました。
丁度その頃、ドイツのマイスター技工士の存在を知り、それを目指すようになりました。
日本でもこのような仕事ができると思っていた時に稲葉教授の存在を知り、IPSGの門をたたきました。
IPSGは大変奥が深く、テレスコープ以外にも顎関節症、総入れ歯、噛み合わせ、審美、摂食嚥下などを勉強しております。
私の場合は、物事に対する考え方、家族に対する考え方も勉強になりました。
総義歯は、技工作業の全てが詰まっていると考えております。

私の総入れ歯に対するこだわりは、稲葉先生の上下顎同時印象法、別名究極の総義歯製作法を取り入れていることです。
保険の入れ歯には、使える材料の制約があり、決められた範囲の物しか使えません。
シュトラックデンチャーは世界基準で最高の物を使っております。

患者様のQOL向上の為に、全力で取り組んでまいります。

2016年3月18日

総入れ歯にまつわる質問 目次

総入れ歯治療全般について

総入れ歯を入れた後について

インプラントと悩んでいる方

Q.初めての総入れ歯ですが、違和感はあるのですか?

Q
私は小学校の時から歯科恐怖症で、歯科医院に行くことができませんでした。35歳の時、思い切って歯科医院へ行きましたが、このままだとすべての歯を失うと言われ、更に恐怖が増し、その後10年間そのまま過ごしました。
そして今現在、歯がグラグラして噛めるところがなくなり、思い切って近所の歯科医院を訪れたところ、歯の根は4分の1程度しか残っていないため、すべて抜いてインプラントにすることをすすめられました。
予算や計画も提示していただきましたが、大手術になるとのこと。インプラントではなくとも、良い入れ歯があればそちらの方が自分には合っていると思い始めました。初めての入れ歯なのでとても不安です。違和感などあるのでしょうか。

A
歯科医として残念なことですが、歯を失ってしまった大きな原因のひとつが、小さい時に歯科医院で怖い経験をされ方が非常に多いように思います。思い切って歯科医院を訪れても、どうしてこんなに悪くするまで放っておいたのかと聞かれると、患者様はさらに萎縮してしまうことでしょう。
きっと、歯科医院を訪れてくださっただけで勇気が必要だったと思います。当院では、そういった患者様がご来院された際には、患部がどのような状態であっても、まずは第一歩を踏み出してくださったことを嬉しく思い、全て受け入れたいと思っています。
さて、入れ歯に対する不安、そして違和感に関するご質問にお答えしたいと思います。初めて義歯を入れることに不安をお持ちだと思いますが、今の状態でいる方が、もっともっと精神的に不安定なのではないでしょうか。
・いつ歯が抜けてしまうのか。
・お友達と食事や旅行に行けない。
・いつもマスクが手放せない。
・常に手で口元を隠さないといけない。
・口臭が気になる。

こういったことが気になり、積極的になれない状態の方で過ごされるのは"もったいない"と感じます。
最終的な義歯を製作する際には、まずは仮の義歯をお作りし、それを使って入れ歯に慣れていただくようにしています。また、仮の義歯によって、ある程度の噛み合わせや歯の見え方、形、色などもシュミレーションできます。
義歯の違和感については、最初はもちろんあります。ですが、必ず慣れていただけますので、あまり不安になりすぎないでいただきたいと思います。今まで、ブリッジや部分入れ歯を入れた経験がおありなら、そのときのことを思い出していただきたいと思います。最初は違和感があったかと思いますが、いつの間にか慣れてしまったのではないでしょうか。
まずは、一週間が目安です。その後一ヶ月も経つと、発音もほとんど問題なくできるようになりますし、慣れるまでは、出来る限りサポートさせていただきます。審美的にも、治療中だということがわからないように、気をつけて治療を進めて行きますので安心していただきたいと思います。
仮の義歯に関しましては、こちらにも詳しく書いてありますので、ご一読いただければと思います。
http://www.ireba-inaba.jp/post_32.html

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Q.総入れ歯にすると見た目での変化はあるのですか?

Q
上下の前歯にセラミックのブリッジを入れて10年経ちます。奥歯には以前、部分入れ歯を作りましたが、どうしても違和感があって使っていませんでした。
最近、前歯のブリッジが動いているのが気になって歯科医院へ行ったところ、歯茎の状態が悪くなっているので総入れ歯にするしかないと言われ、落ち込んでいます。友人達から食事や旅行に誘われても行く気になれず、1人で悩んでいます。
総入れ歯にするために歯を全部抜いてしまったら、表情が変わったりして、見た目にも分かってしまうものでしょうか。また、今後友人達と食事や旅行へ行くことができるのでしょうか。

A
義歯を入れていない現在のほうが、表情が変わってしまっているのではないかと気になります。ご自身では、鏡などで毎日ご自分のお顔をご覧になっているため、変化に気づきにくいのですが、奥歯を失っているのなら、周囲の方からは、頬がこけているように見えているかもしれません。
奥歯の部分入れ歯を使っていなかったということは、咀嚼機能(噛む機能)に影響があります。歯を失うとバランスが崩れ、使われない筋肉は痩せていきます。また、健康な歯の持ち主は比較的シワも少ないのですが、歯という支えを失った唇は、口輪筋という筋肉の働きによって内側に押し込まれ、大きなシワが出てきます。
ドイツで開発された、シュトラックデンチャー(総義歯)は、口元のボリュームをだすことができ、ほうれい線を目立たなくすることができるため、審美的にも美しく、義歯であることが気付かれません。たとえば美容皮膚科などで、シワを目立たなくするためにヒアルロン酸を注入することがありますが、そのような効果をシュトラックデンチャーで得ることができるのです。
入れ歯に使う歯の大きさも、患者様に一番似合う大きさを、顔の大きさや鼻の膨らみなどから測定します。また、唇から覗く歯の長さなども自由に設定することができるため、審美性に優れ、自然で上品な笑顔を作ることができます。
もちろん、食事中に外れてしまうこともなく、夜も装着したまま就寝できますので、お友達との食事会や旅行なども、入れ歯であることなど気にせずに楽しめると思います。どうぞご安心下さい。

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Q.総入れ歯の治療中は歯が無い状態で過ごすのですか?

Q
現在部分入れ歯をしていますが、糖尿病の合併症で歯槽膿漏になり、歯が抜け落ちてしまったため、自分の歯は上2本、下3本しか残っていません。残っている歯の状態も悪く、近い将来、総入れ歯にすることを考えています。
そこで、質問をさせていただきたいのですが、私は接客業のため、歯がない期間があると仕事を休まないといけません。入れ歯治療の間に、歯が無い期間というのはあるのでしょうか?

A
新しい入れ歯が完成するまでは、歯がない状態でいなければいけないのか...と、不安に思う患者様がいらっしゃいますが、 治療中も出来る限り、周囲に気付かれないようにするために、様々な工夫をしています。
治療中であっても、歯がないままでは食事にも不自由しますし、人とのコミュニケーションにも支障がでてしまいます。当院では、入れ歯製作中には必ず仮歯を入れ、生活に支障がないようにいたしますので安心して下さい。
治療で歯を抜く前には、歯を抜いた後の患者様の状態を、審美的な面、機能的な面について前もって考慮しておき、仮の入れ歯を作ります。これを「即時義歯」といいます。治療中は、不安な気持ちのフォローや、仮の入れ歯慣れるためのアドバイスなど、すべてをサポートして進めます。日常生活やお仕事にはほとんど影響しないと思いますので、どうぞご安心下さい。

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Q.土台が大きくない上顎のみの総入れ歯は作れますか?

Q
上の歯がすべてなく、総入れ歯を作りました。しばらく練習しましたが、入れていると吐き気がして使うことができません。大きな土台がない、上顎の入れ歯を作っていただくことはできますか?

A
上の歯が総入れ歯ということですね。全体を覆う形になかなか慣れることができないのは、とても大変だと思います。現在ご使用の義歯は、もしかしたら外れやすいのではないでしょうか?
義歯が動いてしまうと、違和感も大きいようです。ですが、入れ歯がしっかり密着していて、さらには、上顎の床部分が薄ければ違和感は軽減されると思います。

総入れ歯の形状において口蓋(上顎)を覆うことは、入れ歯を安定させるために大切なことで、入れ歯の生命線にもなっています。この部分があることによって、噛む力を入れ歯全体で受け止めることができるからです。
また、総義歯は、辺縁封鎖(入れ歯と口蓋の間に空気が入り込まないようにすること)によって、ウォーターフィルム現象(ガラスとガラスの間に水を介在させることでピッタリとくっつく現象)を得ることができます。この作用が、入れ歯をさらに安定させ、外れにくくしてくれるのです。

粘膜、唾液、義歯でウォーターフィルム現象を得るには、入れ歯の床で口蓋(上顎)を覆う必要があります。そのため当院では、口蓋(上顎)を覆わないタイプの義歯は作製はしていません。ですが、しっかり吸着する当院の入れ歯なら、きっと慣れていただくことができると思います。
以前治療させていただいた患者様の中に、入れ歯を使い始めた直後は、その場で嘔吐反応を催してトイレに駆け込むほどの方が、お二人ほどいらっしゃいました。ですが今は、お二人ともすっかり慣れて、快適に過ごしてくださっています。
長い目で見ますと、吸着性の低い入れ歯に毎日接着剤をつけて、よく噛めないことを我慢しながら使うより、最初は少し頑張って練習していただき、その後、ご自分の一部として快適に使っていただける入れ歯を作る方が良いように感じます。ご参考になさって下さい。

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Q.総入れ歯だとうまく話すことができないのでは?

Q
入れ歯を装着していると、うまくしゃべることができないのでは?

A
総義歯では、上顎の口蓋部分の床が厚いと、舌の動きのじゃまをするため、発音が難しくなります。しかし当院の総義歯は、イボカップシステムという優れた重合方法により、強度を保ちながらも出来る限り、上顎の床を薄くすることが可能です。
また、粘膜と義歯は、唾液を介在したウォーターフィルム現象で密着します。その効果によって、ご自分の上顎に近い感覚になりますから、慣れていただければ、ご自分の一部として発音していただくことができると思います。
下顎に関しては、入れ歯の形を舌の奥まで伸ばしてしまうと、舌の動きをじゃまするため、やはり発音が難しくなります。上下顎同時印象法による総入れ歯は、発音するの舌の動きをじゃましない形に研究されています。

実際に、当院の患者様は、人前でしゃべるお仕事の方、歌を歌われる方、朗読をされる方、カラオケがお好きな方なども大勢いらっしゃいますが、問題なく使っていただいているのでご安心下さい。
ただ、入れ歯を装着した直後から、問題なく発音出来る方もいらっしゃれば、慣れるまでに一週間程度をかかった方など、慣れていただくのに要する期間は患者様によって様々です。しかし、きちんと合った入れ歯は、時間と共に、きっとご自分の一部として使っていただけるようになります。

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Q.インプラントを抜いて総入れ歯に変更は可能でしょうか?

Q
インプラントの手術後、痛みがとれずに6ヶ月以上苦しんでます。現在は仮の歯の状態ですが、痛みがひどく、食事もほとんど食べられません。この状況を、自分でもいろいろ調べてみたところ、たぶん、インプラント周囲炎ではないかと思っています。
歯科医院に掛け合ってみても、しばらく様子を見ましょうということで、半年が過ぎました。このままの状態では、いくら待っても噛めるようになるとは思えず、インプラントを抜いて総入れ歯にすることを検討するようになりました。
総入れ歯と聞くと落ち込みますが、インプラントを抜いて、総入れ歯にする方はいらっしゃるのでしょうか?

A
痛みが6ヶ月もの間続いているということは、やはりインプラント周囲炎が疑われると思います。当院でも、同様の相談を受けることがよくあります。インプラント治療をした先生から、再手術をしましょうと提案されても、同じことを繰り返すのならば、もうインプラントはしたくないと思われるようです。
インプラントを抜いて総入れ歯を作ることは、もちろん可能です。その際、インプラントを抜くと同時に仮の入れ歯を入れて、傷口が治るまで使っていただきます。仮の入れ歯によって入れ歯に慣れていただくこともできますし、最終的な入れ歯の精度がだせるよう、イメージングも行えます。
入れ歯に対しては、すぐに口の中から飛び出しそうとか、入れ歯洗浄液に毎晩つけておかなければいけない...といった、古いイメージをお持ちの方がとても多いと思います。ですが、上下顎を同時に型採りして製作したシュトラックデンチャーは、そういった古いイメージを払拭できる逸品です。
口の中から入れ歯が飛び出すなどということは、よほど合っていないか、そうとうに小さな入れ歯でなければ考えられません。さらには、シュトラックデンチャーは、口腔内の形状を完全にコピーして製作するので、まず、そのようなことはありません。
また、シュトラックデンチャーは汚れがつきにくい材料のため、洗浄剤に毎晩つけておく必要はなく、夜は毎日、装着したままお休みいただけます。万が一汚れが気になる場合には、週に一度、一時間ほど洗浄液に付ける程度で大丈夫です。

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Q.重度歯周病で歯が抜けた場所にインプラントはできますか?

Q
私はまだ40代ですが、重度の歯周病と診断されました。上の歯は数本残っているのでブリッジがかけてありますが、負担が大きいため、近い将来は総入れ歯になるといわれています。
総入れ歯になることに抵抗があります。歯周病で抜けた場所に、インプラントはできないのでしょうか?

A
数本の歯にブリッジをかけてあるということは、おっしゃる通り、かなり負担がかかっていると思います。ブリッジを入れた当初はしっかりとしていたとしても、ブリッジが少しでも揺れはじめると、抜け落ちてしまうのは早いと思います。
当院にも、そのような不安定な状態で相談に見える方がいらっしゃいます。抜けてしまう前に、まずはどのような治療方法があるのかご説明させていただき、歯が抜けてしまう前にあらかじめ準備をしておくことが大切です。

総入れ歯と聞くとイメージが悪いかもしれませんが、割り切ることが必要です。人前で取り外しをするものではありませんし、ご自分の体の一部だと思っていただきたいと思います。
ドイツでは、事故や病気で失った目や鼻、耳を復元する技術としてエピテーゼ(顎顔面補綴)が大変進んでいます。歯も、「復元が必要な大切な器官」であることは同じです。歯周病などで残念ながら歯を失ってしまった方に、ご自分の一部として使っていただくのが、当院のシュトラックデンチャーと呼ばれる総入れ歯です。
「歯周病で抜けた場所に、インプラントはできないのでしょうか」という点に関しては、結論からお伝えすると、可能です。もちろん、健康な顎骨と比較すると骨の量が薄くて条件はあまりよくありませんが、ドイツでは、少ない本数のインプラントを植立して、取り外しができるテレスコープシステムで対応しています。
取り外しができるということは、床をつけてボリュームを出すことができるということです。重度の歯周病の場合、インプラントだけに頼らず、テレスコープシステムとの融合で床をつけて、インプラントに負担をかけずに対応することが望ましいかと思います。
しかし、シュトラックデンチャーは、インプラントに頼らずともその精度の高さで維持力をだすことが可能です。どの方法が最善かは、歯科医師とよく話し合って決めていただけたらと思います。

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Q.顎の骨が薄いと、インプラントは無理ですか?

Q
歯周病により、上の歯をすべて失ってしまいました。全身性エリテマトーデスとも診断されています。
インプラントを考えておりましたが、以前、「顎の骨が薄いのでインプラントは無理」と言われました。やはり、インプラントはできないのでしょうか?

A
インプラント手術ができないケースには、「コントロールできていない糖尿病」「高血圧」「重度の歯周病」「喫煙者」「骨粗しょう症、くる病」といった疾病の他、全身疾患のある方、関節リウマチや全身性エリテマトーデスといった自己免疫疾患もあげられます。また、骨が薄く、もろくなっている方の場合も、インプラント手術は難しいといわれています。
ご相談者のケースも、無理は禁物だと思われます。また、たとえ現時点ではインプラントが可能な状態だったとしても、10年後、20年後までインプラントの機能を維持できるかどうかを予測する必要があるでしょう。
何故なら、天然歯で起きたこと(重度歯周病)を、インプラント治療の後にも繰り返す可能性があるからです。インプラントも、ケアが行き届かなければ、「インプラント周囲炎」という歯周病と同様の疾患を引き起こします。そして、全身性エリテマトーデスなどの既往がある方は、インプラント周囲炎などを発症した場合、炎症が引かず、インプラントを除去しなければならなくなる場合もあります。

インプラントのようにリスクが高い方法を選択しなくても、お悩みを解決する方法はあります。それは、ドイツで開発された「シュトラックデンチャー」です。審美的に美しいのはもちろんのことですが、偉人達が作り上げた歴史ある総入れ歯は、機能的にも大変優れています。
当院の総入れ歯は、ドイツチュービンゲン大学のシュトラックデンチャーを原型としています。その手法は、稲葉先生が開発した『上下顎同時印象法』によるもので、その名の通り「上下を同時に印象する方法」です。簡単に言うと、口の中の情報を丸ごとコピーして咬合器にトランスファー(移行)するという、非常に画期的なシステムです。
方式は画期的ですが、その根底にある歴史は非常に長く、スイス、ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタインといったヨーロッパの「総入れ歯の源流」を引き継いでいます。

当院顧問である稲葉繁先生は、1978年にドイツのイボクラーで開催された「イボクラー社デンチャーシステムの研修」を受講し、Dr.Hans Shleich と知遇を得、現在の最終印象における上下顎同時印象の開発に至りました。
その源流にある「イボクラーのデンチャーシステム」は、ヨーロッパの多くの学者の業績をまとめあげて完成されたシステムですので、上下顎同時印象法によるシュトラックデンチャーは、大変歴史のある総入れ歯であり、なおかつ、最新最鋭の総入れ歯です。

骨の薄さや全身疾患などによってインプラントができない方も、どうぞご安心下さい。総入れ歯とはいえ、審美的に美しく、機能的にも優れたシュトラックデンチャーなら、きっと満足していただけると思います。

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Q.重度歯周病でインプラントと総入れ歯とではどちらがよいですか?

Q
30代ですが、重度の歯周病で全ての歯を失ってしまいました。インプラントの相談をしたのですが、上顎洞部分の骨が薄いため、現状ではインプラントが難しいこと、骨を再生させるには時間がかかるということを伝えられました。私のような場合、インプラントと入れ歯、どちらがよいのでしょうか?

A
インプラントは、歯を失った部分に人工歯根を埋入させて骨と結合させる方法です。そのため、骨が薄かったり、もろかったりすると、埋入したインプラントを支えきれずに脱落を起こしたり、インプラントと骨が結合しない可能性も高いため、適さない場合があります。
歯周病や虫歯によって歯を失ってしまった部位は、骨が薄かったり、もろかったりすることが珍しくありません。特に、上顎の奥歯付近の骨には上顎洞という空洞があるため、インプラントは難しいといわれています。骨が薄い部分にインプラントを行うには、相当高い技術が必要なことも認識しておくことをお勧めします。
また、時間をかけて骨を再生し、インプラントが成功したとしても、これからの長い一生の間、お口の中で機能させ続けることは難しく、将来、どこかの段階で総入れ歯に移行する可能性も高いかと思われます。30代、40代といった若さで重度歯周病になられた方の場合、天然歯で起きたことがインプラント治療後にも繰返されることが多いので、今まで以上のメンテナンスが必要になるからです。
当院の総入れ歯は、ドイツのチュービンゲン大学で開発された「シュトラックデンチャー」を原型としています。一見、大きく見える総入れ歯ですが、口の中に装着すると、ご自分の体の一部として機能します。
骨が薄い方が小さな入れ歯を入れると、圧力が一点に集中してしまうことによる痛みを感じることもあります。そして、痛みを感じる部分を削って調整していくと、入れ歯が更に小さくなってしまい、永遠と痛みが取れない入れ歯になってしまいます。
このような理由から、床に十分な厚みを与えて圧力を分散させることができるシュトラックデンチャーは、骨が薄くなっている患者様にとっても大変優れている入れ歯だと思います。

また、小さな総入れ歯は口の中で動いてしまい、口元が痩せて見えるために貧相なイメージをもたらしてしまいがちです。シュトラックデンチャーは、内側から自然なボリュームを持たせることができるため、歯周病などで骨が薄くなってしまった方の口元にも美しさを取り戻すことができます。
シュトラックデンチャーは、審美的に美しいのはもちろんのこと、機能的にも優れています。患者様の口腔内の情報を丸ごとコピーして製作できるため、一番バランスの良い位置で噛み締めることが可能となります。
さらには、シュトラックデンチャーでしっかり噛めるようになると、口の周りの筋肉が鍛えられ、口角が上がり、自然に口元が引き締まってくることも実感できると思います。これも、シュトラックデンチャーの床による効果です。

インプラントと入れ歯、最終的に選択されるのは患者様ご自身です。両方の意見やアドバイスをお聞きになり、ご自身が納得された上で決められるのが良いと思います。稲葉歯科医院では、現時点の状態だけでなく、将来、患者様に起き得るリスクも考慮しながら、患者様に最善な方法をアドバイスさせていただきますので、何なりとご相談下さい。

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2016年3月 4日

海外から治療をご希望の患者様へ


遠方からのお問い合わせ関しては、メールでご相談をさせて頂いております。

すべて予約制で診療をしておりますので、帰国する際に前もってお約束
いただければ、集中的にお時間をとらせていただくことが可能です。

通常型とりから始まり、少なくとも4回は来院していただく必要がございます。
(完全予約制で、3日間で完成するコースもございます。)

装着当初ピッタリしていても、使っていると痛みがでることがあります。

それも考慮し、1日余裕をもって来院していただけると安心です。

その点も含め、ご検討いただければと思います。

秋葉原駅からの行き方

秋葉原駅からの行き方1.JR秋葉原駅下車 電気街口の改札を出て右に進みます。


秋葉原駅からの行き方2.右方向に駅を出ると広場にでます。


秋葉原駅からの行き方3.広場を左手に進みます。


秋葉原駅からの行き方4.エクセルシオールのカフェを左に曲がり、まっすぐ進みます。


秋葉原駅からの行き方5.交差点まで直進。


秋葉原駅からの行き方6.交差点右の横断歩道を渡ります。(中央通り)


秋葉原駅からの行き方7.右手にドンキホーテを見ながらそのまままっすぐ。


秋葉原駅からの行き方8.最初の信号のない横断歩道を渡ります。


秋葉原駅からの行き方9.2回目の信号のない横断歩道を渡ります。


秋葉原駅からの行き方10.地下鉄銀座線末広町駅の入り口が見えてきます。
その手前の田中ビル6階が稲葉歯科医院です。



医院名 医療法人社団 秀峰会 稲葉歯科医院
住所 〒101-0021
東京都千代田区外神田4-7-3 田中ビル6F
電話番号 03-3251-8660

診療時間
10:00~12:30 × ×
14:00~17:00 × ×

遠方からお越しの患者様へ

入れ歯の完成をお待ちいただく間は当院近隣の宿泊施設をご利用ください。ぜひ、東京をご満喫ください。

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