骨の厚みが薄くても、状況を見極めて適切な治療をご提供します

重度歯周病の方へインプラントのようにリスクが高い方法を選択しなくても、お悩みを解決する方法はあります。それは、ドイツで開発された「シュトラックデンチャー」です。審美的に美しいのはもちろんのことですが、偉人達が作り上げた歴史ある総入れ歯は、機能的にも大変優れています。

当院の総入れ歯は、ドイツチュービンゲン大学のシュトラックデンチャーを原型としています。その手法は、稲葉先生が開発した『上下顎同時印象法』によるもので、その名の通り「上下を同時に印象する方法」です。簡単に言うと、口の中の情報を丸ごとコピーして咬合器にトランスファー(移行)するという、非常に画期的なシステムです。方式は画期的ですが、その根底にある歴史は非常に長く、スイス、ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタインといったヨーロッパの「総入れ歯の源流」を引き継いでいます。

当院顧問である稲葉繁先生は、1978年にドイツのイボクラーで開催された「イボクラー社デンチャーシステムの研修」を受講し、Dr.Hans Shleich と知遇を得て、現在の最終印象における上下顎同時印象の開発に至りました。その源流にある「イボクラーのデンチャーシステム」は、ヨーロッパの多くの学者の業績をまとめあげて完成されたシステムですので、上下顎同時印象法 によるシュトラックデンチャーは、大変歴史のある総入れ歯であり、なおかつ、最新最鋭の総入れ歯です。

シュトラックデンチャーは、歯周病などで骨が薄くなってしまった方に対して、痩せた口元を内側からボリュームをだすことができるため、美しさを取り戻すことができます。
審美的に美しいことはもちろんですが、機能的にも優れているため、患者様の一番バランスの良い位置で噛み締める事が可能となり、口の周りの筋肉を鍛える事ができるため、口角が上がり、口元が引き締まってくるのを実感することができると思います。
これは、シュトラックデンチャーの床による効果です。
一見、大きく見える総入れ歯ですが、口の中に入ると、ご自分の体の一部として機能します。

一方で、小さな総入れ歯は口の中で動き、口元が痩せて見えるため貧相なイメージをもたらしてしまいます。また骨が薄い方は、小さな入れ歯を入れると圧力が一点に集中し、痛みがでることが多くあります。痛いところを削り調整していくと更に小さくなってしまい、永遠に痛みが取れない入れ歯になってしまいます。
このような理由から、床に十分な厚みを与え、骨の薄い部分への圧力を分散させることができるシュトラックデンチャーは、大変優れていると思います。

重度歯周病の方へ骨の薄さや全身疾患などによってインプラントができない方も、どうぞご安心下さい。総入れ歯とはいえ、審美的に美しく機能的にも優れたシュトラックデンチャーなら、きっと満足していただけると思います。しかしインプラントと入れ歯のどちらが良いかは、どちらの意見もお聞きになり、最終的にご自身が納得された上で決められた方が良いでしょう。

稲葉歯科医院では、患者様の将来起きうるであろうリスクを考えながら、患者様に最善な方法をアドバイスさせていただいております。是非ご相談いただければと思います。

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