ギージー法

ギージー法ギージー法

近代総義歯学の基礎を築いた、スイスの歯科医師のAlfred Gysi(アルフレッド・ギージー)は、総入れ歯学に多くの業績を残され、日本の多くの学者は彼の影響を受けました。
現在でも、彼の理論は歯科教育に大きな影響を与えています。

ギージー法これまでの総義歯は、ギージーによる歯槽頂間線法則が基本となっていました。ですが、歯槽頂間線法則では人工歯の並べ方が、「交叉咬合(下の歯が上の歯を覆う形)」になるため、入れ歯の安定において、上顎の頬側のサポートが受けられません。

反面、上下顎同時印象をすると、生来のデンチャースペースが再現できるので、頬側のサポートが可能となり、入れ歯の安定性が得られます。


ギージー法ギージー法
左上の図は、Condail顎関節顆頭と Incisal前歯がうまく協調がとれて、大臼歯と小臼歯の咬頭傾斜角が噛み合う、という歯車に例えた有名な図だそうです。
右上の図では矢状顆路角の平均値、33度であることを述べていて、現在でも使われている貴重な内容を図に表した物です。

ギージー法
歯槽頂間線法則について、骨の吸収が進行していくと、咬合平面と歯槽頂間線のなす角度が80°以下になり、交叉咬合排列になるという図です。
これが、残念ながらギージーの総入れ歯の弱点ともなり、現在のDr.シュトラックによる総入れ歯へと移行します。

ギージーは様々な咬合器を開発しました。

ギージー法ギージー法
シンプレックスの咬合器、ハノーの咬合器、ニューシンプレックス咬合器や、Trubyteの咬合器、それぞれすべてフェイスボートランスファーをしています。

ギージー法
人工歯の大きさは、顔の大きさの16分の1という基準も、100年経った今でも使われています。

ギージーの歴史を辿ることは、現在の総入れ歯の原点を知る事にもなり、大変重要な資料です。

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