2016年10月13日

完全予約制で3日間で完成するコースについて(南米チリ在住)

Q.南米チリに永住しており、現地の歯医者で総入れ歯にしたました。
かみ合わせが悪く何度も調整してもらったのですが、安定剤を付けいていないと食事中に外れてしまい、歯医者を変えても変わりません。
日本に行く用事があり、その時にお願いできればと思っております。
ただ仕事の関係で日本にいられるのは、長くても5日間だけなのですが、完全予約制で3日間で完成するコースがあるとのことですが、詳しく教えていただけますでしょうか。

A.当院の総入れ歯は、上下顎同時印象法によるシュトラックデンチャーというドイツで開発された手法で製作しています。

通常の総入れ歯は、来院回数も多く、5日間の間に完成する事は大変難しいと思います。

しかし、3日間で完成するというダイナミックな技術です。

数名の歯科医師、そして総入れ歯専門の歯科技工士がお一人の患者様のために、3日間全力を尽くして完成させます。

今迄も、沢山の患者様を3日間の間に治療をさせていただいておりますが、皆様にご満足いただいております。

上下の顎の型採りを、同時かつ精密に行います(上下顎同時印象法)。
本来の歯があったはずの正しい位置を記録して新しい入れ歯を製作しますので、今まで使用していた入れ歯によって生じている「かみ合わせ」「外れやすい」なども是正されます。

こちらのページの診療のSTEP1からSTEP4までを、2日間に集中して行い、最後の1日は調整ができるように余裕を持たせて頂いております。

診療の流れ

患者様のご都合に合わせて、最短で最善の治療をご提供させていただきます。

自己免疫疾患を持つ場合の総入れ歯治療について。

Q.約30年前に脳下垂体低下症という病気になり、
副腎皮質ホルモン低下症と甲状腺機能低下症の治療を行っております。
おおよそ20年前から、薬の影響で徐々に歯が抜け始め、
現在は一本も残っていない状態です。
ステロイドを長期に渡り服用する場合、骨粗鬆症のリスクがあると知りました。

ここからは質問です。
以下について教えて頂けますでしょうか?

(1)麻酔は使えないのですが、麻酔なしで作製できますか?

(2)もし、口の状態を見て、麻酔が必要という判断になった場合、治療をお断りする事は可能でしょうか?

(3)骨粗鬆症になった場合や
フォサマックを服用する可能性がある場合でも
総入れ歯の作製は可能なのでしょうか?

(4)総義歯は定期的なメンテナンスが必要だと聞いたのですが
メンテナンスは何ヶ月に一度行うのでしょうか?


A.ひとつひとつ、ご質問にお答えしたいと思います。

(1)麻酔は使えないのですが、麻酔なしで作製できますか?

総入れ歯の治療には、麻酔は必要ありませんので、ご安心ください。

(2)もし、口の状態を見て、麻酔が必要という判断になった場合、治療をお断りする事は可能でしょうか?

口の状態を見て、麻酔が必要だと判断することもまずありません。

(3)骨粗鬆症になった場合やフォサマックを服用する可能性がある場合でも総入れ歯の作製は可能なのでしょうか?

インプラントと違って外科的処置が一切ありません。骨粗鬆症になった場合でも総入れ歯の作成には問題ありません。

(4)総義歯は定期的なメンテナンスが必要だと聞いたのですが
メンテナンスは何ヶ月に一度行うのでしょうか?

3ヶ月から6ヶ月に1度、お変わりがないかどうかメンテナンスをさせていただき、入れ歯を綺麗に磨いたり、口の中から筋肉のマッサージを行ったりします。

「コントロールできていない糖尿病」「高血圧」「重度の歯周病」「喫煙者」「骨粗しょう症、くる病」といった疾病の他、全身疾患のある方、関節リウマチや全身性エリテマトーデス、副腎皮質ホルモン低下症、甲状腺機能低下症といった自己免疫疾患において、インプラント治療は難しいと言われています。

しかし、総義歯はどなたにでも適応され、美しく快適な口元を取り戻す事ができます。
安全に治療をすすめていくことができますので、どうぞご安心ください。


マリオネットラインが気になります。

Q.現在、上顎は総義歯を使用し下顎は部分入れ歯でバネが付いたものを使用しています。
痛みがあったり、外れやすかったりして上手く噛むことができません。
また最近はマリオネットラインがくっきりして来ました。
All On4などの予定もありましたが元々は不正咬合だったためその後のリスクを考えると踏み切れず今に至っています。今回はこの先のことも考えて、親身になって考えて下さる事を期待してご相談をお願いしたいと思います。

A.上顎の総義歯に関して、外れないようにするポイントがいくつかあります。
その中のひとつが、辺縁封鎖と呼ばれる方法で、粘膜と義歯の間に空気が入らないように密着させるものです。

義歯は、空気が入ると外れてしまいます。
精密に作った義歯は空気が入り込む隙間がなく、粘膜と義歯の間に唾液だけ介在させウォーターフィルム現象という効果を用いて外れ難くすることができます。

よく見かける、口蓋がない義歯は、外れやすいので、おすすめしません。
口蓋はしっかりと覆う必要があります。

また、筋肉のサポートも非常に重要です。

お悩みのマリオネットラインについて、完全になくすのは難しいかもしれませんが、かなりの効果を期待できると思います。

当院の、上下顎同時印象法によるシュトラックデンチャーは、もともとの歯の位置を再現できるだけでなく、口元を自由に作ることも可能ですので、骨が薄くなって、しぼんでしまったように見える口の周りに、内側から自然なボリュームを持たせたり、ほうれい線、またマリオネットラインを目立たなくさせることができます。

こちらのページを読んでいただくと、もう少し詳しく書いてあります。

審美性について

また、All on 4についてなのですが、

現在日本では、インプラント治療のほとんどがネジによる固定、そしてセメントにより固定されます。
取り外しができないため、食べ物が停滞し、メンテナンスが難しい事もリスクのひとつです。
その点、取り外しができる総入れ歯のメリットは、メンテナンスがしやすいことが挙げられます。

また、口元からボリュームをだすことができないので、マリオネットラインをとるのは難しいかと思います。

ドイツでは、All on 4はほとんど臨床で見ることがありません。その代わりに、インプラントを4本入れ、取り外しができるテレスコープシステムが応用されています。

こちらに、All on 4 との比較について、より詳しく書いてあるのでご参考にされてください。

「All on 4」「All on 6」との比較

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