症例4:顎関節に問題がある症例

総入れ歯の患者様でも顎関節や運動制限があり、問題を抱えている方は多くいらっしゃいます。また、総入れ歯を入れている患者様の中には、顎の形が変形をきたしているケースもみられます。

症例4の患者様は83歳の女性で、右側の顎に痛みがあり、口を真っすぐ開くことができませんでした。今使っている入れ歯は下顎の安定が悪く、右側の歯がすり減り、顎関節症がありました。

そこで、まずは痛みを取るために入れ歯の改造を行いました。その際、患者様にとって大切な入れ歯を直接改造するのではなく、コピーデンチャーを製作し、これを修理して治療用の入れ歯を作りました。

顎の関節を正常な状態に戻すためには、顎を下方に牽引する必要があります。そこで、人工歯にレジンを2ミリ盛り足すことによって顎への圧迫をなくし、痛みを解消しました。その後、上下顎同時に型採りをし、シュトラックデンチャーを製作しました。

2ヶ月後、右側の顎関節の動きが改善し、真っすぐ開くことができるようになりました。レントゲン写真でも、関節が顎を圧迫することなく、十分な間隙ができていることがわかります。

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